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2007-04-14

  • 摩耶山で出会った花


  • *istDs + DA16-45 F4ED

    たかがスミレといっても種分化が激しく、世界で400種、日本国内でも約50種が知られており、種内でも非常に変異が多いとされています。そんなわけで、スミレに口を出すなと言われるほど、分類が難しいそうです。とりあえず、これはごく普通に見られるタチツボスミレ(Viola grypoceras)と思われます。

    この花も結構どこかで見たことがあるようで、名前がわかりませんでした。調べてみますと、ショカツサイ(Orychophragmus violaceus)という植物だそうです。この「諸葛菜」という名前は中国名ですが、別名ムラサキハナナとも呼ばれ、アブラナ科の植物です。江戸時代に観賞用として栽培されていたものが野生化したようです。

    山頂近くの低木に沢山咲いていた黄色の花も気になったので、調べましたら、アブラチャン(Parabenzoin praecox)という変わった名前の樹木の様です。ちなみに漢字では、「油瀝青」と書くそうで、やはり中国読みですが、中国から伝来しものかどうかは不明です。昔、種子や樹皮から灯用の油を取っていたとのことです。

    投稿者 cumulus: 2007年04月14日 15:36

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