2009-11-28
今年の健康診断
今年の健康診断は、コレステロール値が高いと言うことで、要再検査との判定結果。
再検の結果を職場に報告しなければならないので、今朝は近所のN医院まで再検結果を聴きに行ってきました。結果は異常なしとのことです。
そもそも、私が走り出したのは、15年前の健康診断の再検で脂肪肝と診断され、医者から減量を進められたことがきっかけです。最近の健康診断では全項目オールAが続いていたので、コレステロール値が高いというのは、ちょっと納得いきませんでした。
N医院までの道すがら、総合文化センターの紅葉を撮ってきました。
ところで、再検のために、最初は加古川市民病院に出かけたのですが、内科医が不足しているので、予約患者以外の受診はしないとのこと。そういえば、以前に新聞の地方版にそのような記事が見たような気がしたので、改めて、インターネットで検索して見ますと、かなり沢山の記事が見つかりました。
加古川市民病院の内科医は、ピーク時には16人だったのが、今では5人で常勤はたった2人とのこと。
どうしてこんなことになったのかと言うことも、幾つかのお医者さんのブログなどで詳細な紹介があり、改めて現在の医療や社会のあり方を考えさせられることとなりました。
事の発端は、6年前に心筋梗塞の患者さん(64歳,男性)が当院から医療設備の整った病院へ転院する直前に亡くなった事件に遡る様です。この患者さんの死亡に対して、家族が訴訟を起こし、2007年4月に病院側(医師)が敗訴すると言う結果となったそうです。神戸地方裁判所は市に3,900万円の賠償命令を出したとのこと。
この判決を受けて、多くのお医者さんのブログで、「救急医療の終焉」と書き込みがされています。そして、この判決に控訴しなかった市側の対応にも激しい憤りを示しておられます。すなわち、「中小の病院で危ない患者を預かったら、医師生命を絶たれる危険性があるから、診療を断るべし」ということだそうです。
裁判というのは、世の中の不正を正すための重要な制度ですが、日本が米国の様な訴訟社会に突き進むことが、本当に国民の幸せに繋がるのでしょうか?。
近年、日本の社会は、無駄を省くという大義の下に柔軟な判断を許さないという風潮が蔓延しています。しかし、こうした硬直化したシステムは、いずれ疲労破壊を迎える事にならないでしょうか?。
投稿者 cumulus: 2009年11月28日 15:02
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コメント
おやおや、お互いコレステロール値には気を付けましょうね。
Commented by Mackey :2009年11月28日 17:26
実は、昨年の検査値とそんなに変わっていないのに、正常範囲の基準値の方が厳しくなったために、再検査となったんです。
まあ、それでも年相応に体の老化は否めないですから、用心するにこしたことはないですね。
Commented by :2009年11月29日 15:35